みくま幼稚園:地域に開かれた幼稚園
 

 学校法人博陵学園
 みくま幼稚園

  〒560-0083
  大阪府豊中市新千里西町 2-23-2
  TEL:06-6872-0210
くまさんからのお手紙
くまさんからのお手紙 2020年を振り返って
 今年は、どんな年だったでしょうか。コロナに始まりコロナで終わってしまいました。幼稚園は、6月から始まり、夏休みも少し短くなってしまいました。オリンピックは中止になり、来年に持ち越されました。安倍政権が終わり、菅内閣が動き始めました。漫画の鬼滅の刃のブームがきて、映画化もあり、子ども達のマスクは、緑色の炭治郎柄や、ピンクの禰󠄀豆子の柄が流行りました。マスクの上に緑色の長方形の折り紙を貼って楽しんでいる子もいました。はやぶさが衛星の砂を持ち帰り、宇宙の謎が、また一つ解明されていきます。年末には人気グループ嵐が活動停止します。

 コロナは一向に収まりません。医療関係者の疲弊がニュースで流れ、亡くなられる方の人数も毎日のように伝えられます。心痛むばかりです。一つの救いは、ワクチンの開発が進んでいることです。

 新しい生活様式が始まりました。しかし子ども達はさすがです、見事にその生活に順応していきます。マスクを忘れると、マスクつけてと子ども達から要求されます。消毒液を差し出すと、手を出してきっちり消毒に協力してくれます。

 でも本来の子どもの姿は変わりませんでした。みくま幼稚園には、子ども達の笑顔が消えることはありませんでした。明るい声は園の至る所で聞かれます。子ども達の本質が変わらないということは、みくま幼稚園の子どもに対する思いは変わることはありません。園長の子どものより良い成長を願う気持ちゆえ、運動会や音楽会の開催に至りました。ご家族の協力を得なければとても成功にまで至らなかったでしょう。

今年一年、なんとか無事に過ごすことができました。それぞれのご家庭が良い年の瀬を迎えら得ますようお祈り申し上げます。
shibafu
くまさんからのお手紙 コロナの後先
 コロナによって、「新しい生活様式」という言葉が盛んに使われるようになりました。その中に人と人との距離を保ちましょうということが強く言われています。いわゆるソーシャルディスタンスです。

 プロ野球ではハイタッチが禁止され、肘どうしを合わせたり,拳骨を合わせたりして喜びを分かち合ったりしています。会議は、zoomというアプリが注目を浴びオンラインで行われることが当たり前のようになり、在宅勤務の方も増えてきています。離れる事が良しとされ、それが当たり前のことになってしまうかもしれません。大人はそれでも、人と人とのつながりを意識することができるのでそれを楽しむことができますし、つながりを意識することができます。

 では、子どもはどうでしょう。まだまだ、未熟な事が多いため、いろいろな情報を全ての感覚を使って吸収しようとします。ライナスの毛布をご存知でしょうか。スヌーピーの漫画に出てくるピアノの上手な子どもですが、いつも毛布を手放すことができないのです。心配なことや辛いことがあると、その毛布をぎゅーっと抱きしめてしまいます。そうやって、不安を乗り越えていきます。子どもは、目、耳、触った感覚など、不安をなくすためたくさんの感覚を使います。人と人との距離を保つ事は子どもにとって良い状況とは思えません。

子ども達が人との関係を作り上げていくのも、聴覚、視覚、触覚、嗅覚全てを使って作り上げていきます。 今の時代だからこそ、もう一度子ども達との触れ合いの大切さを知っていただき、向かい合っていただければ良いのではないかと考えています。
shibafu
くまさんからのお手紙 昔の子育て
 私の母は戦前生まれの7人兄弟の長女として生まれました。戦時中は、一番下の妹を背中に背負いながら、畑仕事をしていたそうです。おむつを替えたり、ご飯を食べさせたり、全て母の仕事だったそうです。私の祖母や親戚の子育てを見よう見まねで、赤ちゃんへの接し方、あやし方などを理解し、六番目七番目の子育てを手伝わされていたようです。昔のように家族が多ければ、少なからず同様の状況が見られ自然と子育てのテクニックを獲得していったのではないでしょうか。

 現在は、核家族化が進み、おばあちゃん、おじいちゃんと一緒に暮らす方は少なくなっています。ご近所付き合いも減ってきています。子育てのお手本を見る機会が激減しています。本で読んでも、ネットで調べても、一般的なことしか書いてないので、自分の子どもに当てはまっているか、判断が難しくなっています。でも、子どもの成長は待ってくれません。泣いたり怒ったり、お母さんを毎日困らせます。ついつい、子どもを怒鳴ったり、ひょっとすると叩いてしまったりするかもしれません。そんな時はどうしたらいいでしょうか?そんな時はまずは誰かに相談することです。近所の方でもかまいません。行政の相談窓口でもかまいません。そして、みくま幼稚園の先生でもかまいません。誰かに相談してください。一人で悩むことが一番良くないことだと考えています。

 人に話しするという事は、頭の中で一旦整理されますので、話すだけで、心は落ち着く場合があります。また、子育てのプロのヒントは、困りごとの何らかの手助けになる事でしょう。子どもを怒鳴りつけた後、しまったと思い返すだけではなく、どうしたら、そんなことを減らすことができるか、いろいろ考えてみて下さい。
shibafu
くまさんからのお手紙 幼稚園の先生の仕事
 園長先生が時々フッとしたことをつぶやく時がある。幼稚園の先生の仕事は、自分が小さい時のことをもう一度思い出す仕事ではないかと。小さい時どんなことを感じ、どんなことをしゃべっていたのだろう。今更、あっそうだった、と思い出せるわけではないが、子ども達の話に耳を傾け、遊んでいる様子を見ていると、いろいろ考えさせられることが出てくる。

 コロナウィルスの影響で子ども達と一緒にいる時間が増えている。大人の私達からすれば、想像を絶する発言をしたり、行動をする子ども達であるが、自分は小さい頃どのようにしゃべったり、感じたりしていたのだろうと、視点を変えて接してみてはどうだろうか。

 自分の思い通りに動いてくれない子ども達に、ついついイライラしてしまうことも多いと思うが、それは、相手が予想外のことをしてしまうからで、なるほどと動きの理由がわかってきたり、きっとこうしたかったのねと想像したりすると、イライラも減ってくるのではないだろうか。

 私達も、自分の子どもの頃を思い、きっとこんなふうに考えているのではないかしらと想像しながら、子ども達に寄り添って日々の保育を行っていきたいと考えている。

早くその日が来ることを願っている。
shibafu

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